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← 2005年06月 →- ハツコイ(テイエ) [2005/06/27]
- アイスグレープフルーツティー [2005/06/24]
- 2005年 ノースタクバル農園 DJ-1(リーフル) [2005/06/23]
- 2005年4月期第2回@田崎真也ワインサロン [2005/06/22]
- 2005年 チャムラジ農園(ジークレフ) [2005/06/20]
- 2005年 リシーハット茶園 DJ-28(セレクトショップ) [2005/06/16]
- 2005年 ゴパルダラ ワンダーティー(テイエ) [2005/06/15]
- 割れたカップ [2005/06/13]
- PAUL(東京・東京) [2005/06/12]
- ガーデンカフェ こく~ん(東京・渋谷) [2005/06/11]
- 2005年 マーガレッツホープ農園 EX-1(ジークレフ) [2005/06/10]
- マリーゴールド トリオ [2005/06/09]
- 2005年 シンブーリ DJ-12(テイエ) [2005/06/08]
- キャンブリックティー [2005/06/06]
- 2004年 シンブリー茶園(リンアン) [2005/06/03]
- 五朶金花(茶淵) [2005/06/02]
ハツコイ(テイエ)
レピシエ通信が届いた。
毎月2種類入っているお試しパック、いつもは「そのうち飲もう」としまいこんでそのまま忘れてしまうのだが、今回はテイエの茶葉を早速飲んでみることに。 だって「ハツコイ」って! なんていうか、すごいな。カタカナだし。 レピシエお得意の限定ラベル缶入だと998円/50g。 ベースは日本の緑茶。 見た感じ、不揃いで美しくない。 大量のレモングラスと少量のオレンジピールが入っている。 香りはレモンサイダー。 人工的な香りもつけているようで、かなりどぎつい。 「冷茶でお楽しみください」ということなので、アイスにしてみた。 緑茶を背面に追いやるくらいに薄くして、レモン的な何かとして飲んだ方が美味しいかも。 スポンサーサイト
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アイスグレープフルーツティー
今日は東京では今年初の夏日だとか。 少し前にシトラススクイーザーを買ったので、グレープフルーツを使ってバリエーションティーを作った。 ベースの茶葉はテイエのケニルワース。 すっきりと爽やかで飲みやすいディンブラだ。そして安い(450円/50g)。 グレープフルーツはピンクの方を使用。ホワイトより安いから。 躊躇せずガムシロップを入れた方が絶対美味しい。 そういえば、レピシエは9月からルピシアという名前に変わるそうだ。 絶妙なブレンド感というかなんというか、どんな意味があるのかしら。 さて。一息ついたらお洗濯の続き頑張るぞー。 |
2005年 ノースタクバル農園 DJ-1(リーフル)
なんとなく愛用のポットにいつも入れている湯量の確認をしてみたら、なんと! 驚くべきことに、たったの300ccだった。
400cc入れていたつもりだったのに、嘘みたいだ。 茶葉は5~6gくらい使っていたし、どうりで渋味に耐性ができているはずだ。 茶葉入れっぱなしでずいぶん時間が経った紅茶を飲んでも、大抵ダメージ0だったもんなぁ。 とりあえず今日から改めて茶葉を購入したお店推奨の茶葉と湯量と抽出時間を基本とし、自分の好みに合わせることにする。 トホホな気分を吹き飛ばすべく、今日も紅茶。 1回目の紅茶教室でもらったリーフルのノースタクバル。 1,313円/25gから。 等級はSFTGFOP1。 摘まれたのは今年の2月。 茶葉の色は青々としていて、甘い花のような香りがする。 抽出時間は5分。 水色は黄色~淡いオレンジ。 香りは清らかで繊細。 熱いうちは渋味が目立つが、しばらくすると青々としていながら甘味もある軽快な味わいに変化する。 時間差でスッキリとした酸味も口に広がり、とても爽やかな印象。 ノースタクバルの春摘みは2年前、大阪のムジカで扱っていたものを飲んですっかり虜になってしまった。 花のような香りにフルーティーなキレの良さ。 この茶園を毎年追いかける人は多いそうだが、そりゃそうだよなぁ。美味しいもん。…と素直に思える。 表記としては「ノースタクヴァー」の方が好み。 現地読みはどちらが近いのかな。 |
2005年4月期第2回@田崎真也ワインサロン
楽しみにしていた約2ヵ月ぶりの紅茶教室。
受講者が1人増え、全部で5人になった。 今回のお題は「美味しい紅茶の淹れ方」。 美味しい紅茶には5つの条件があるそうで、それは下記のとおり。 1 水色が明るく冴えがあること 2 口に含むと優雅な香りがすること 3 渋味があっても爽快さがあること 4 コクがあること 5 喉ごしがいいこと なるほど。 まずは基本のホットティーを、ゴールデンルールに忠実にリーフル吉祥寺店の店長が実演。 さらに、これから大活躍するはずのアイスティーの淹れ方を学ぶ。 いわゆるオンザロック方式で、フルーツ等を使ったバリエーションティーのレシピも教えてもらう。 ◆セパレートティー ・グラスに氷を満たし、ベースティーを8分目まで注ぐ ・絞りたてのグレープフルーツ(ホワイト)の果汁を氷にあたるよう静かに注ぐ ◆アイスティー・ロイヤル ・グラスに氷を満たし、ベースティーを8分目まで注ぐ ・生クリーム(コーヒーフレッシュでも可)をスプーンに2杯ほど浮かべ、その上から牛乳を氷にあたるように静かに注ぐ ◆ベンガルタイガー ・グラスに氷とオレンジのスライスを入れ、ベースティーを注ぐ ・レモン・オレンジの果汁を各ティースプーン2杯、コアントローを1杯加える ◆テ・コンポート・ド・ポム ・グラスに氷とりんごのコンポートを入れ、ベースティーを注ぐ お手本を見た後、受講者が好きなバリエーションアイスティーを一種類選び、みんなの前で実技。 私はアイスティー・ロイヤルをチョイス。 人前で紅茶を淹れることなんてないので面白かった。失敗しなくて良かった。 最後に春摘み3種と、まだ発売していない夏摘み3種を試飲させてもらう。 夏摘みはタルボ農園DJ-212(クローナルティッピー)、同じくタルボ農園のDJ-213(スペシャルチャイナ)、マーガレッツホープ農園DJ-291(マスカテル)。 タルボのDJ-212が一番好みだった。 フルーティーかつフローラルな香りで、メロンのように瑞々しい。 DJ-213は、中国種らしい落ち着きのあるどっしりしたと香ばしさが魅力。 マーガレッツホープは、2つのタルボの中間っぽい感じで、バランスが良いように感じた。 今年の夏摘みは雨が少なかったため、去年の生産量の6~7割になる見込みだとか。 マカイバリジャパンではもう発売しているけれど、本格的に出回るのはまだまだこれから。楽しみだ。 今日の宿題茶葉は、タルボ農園DJ-30とアイスティーブレンド。 タルボのDJ-30、買わなくて正解だったかも。 帰宅してからアイスティーロイヤルを作ってみた。 2層になるはずが3層になってしまった。 これはこれで面白いからいいや。 |
2005年 チャムラジ農園(ジークレフ)
このところ春摘みダージリンばかり飲んでいたので、気分を変えてニルギリを。
ジークレフにて 210円/10g のお試しパックを購入。 等級はFOP。さらに "Supreme" と続いている。 茶葉の色はやや赤味がかった黒。 細く撚られており、とても美しい外見。 抽出時間は4分。 水色は「これぞ紅茶!」という感じの綺麗な紅色。 香りはほっこりと甘い。 穏やかながらもしっかりと主張する渋味があり、それを控えめに甘味と酸味が補っている。 そして重たくならない程度のコク。 冷めてくると喉がイガイガしてくるが、後味は春のお茶らしく爽やかだ。 試していないが、アイスティーにしても美味しいと思う。 ニルギリでは今年「第一回ニルギリ・スペシャルオークション」が開催されたそうだ。 その時出品されたウーロンタイプのスペシャル茶葉もジークレフで扱っている。 |
2005年 リシーハット茶園 DJ-28(セレクトショップ)
この紅茶のコピーは「幻の香り、春風に芳醇に薫る」。
相変わらずセレクトショップは面白いなぁ。 こちらは「2005年ファーストフラッシュ お得な3茶園セット(4,770円)」の中のひとつ。 単品だと、1,800円/50g になるもよう。 等級はSFTGFOP1。 茶葉の色はそれほど青々とはしておらず、ティップスも少々。 変な例えだが、晴れた日に干した布団を連想させる香り。 乾いた甘さ、という感じの。 抽出時間は3分半。 水色は明るいオレンジ色。 弱々しいながらも甘さと青さが共存した爽やかな香り。 渋味はほとんどなく、まろやかな甘味が口中に広がる。 その甘さは余韻としても残るが、最終的にぶどうのようなキレのある酸味の方が際立っている。 リシーハットは私がダージリンに目覚めるきっかけになった茶園なので、個人的に思い入れがある。 今日飲んだDJ-28の他にも2種類(DJ-7とDJ-17)購入済なので、近いうちに飲み比べしてみるつもりだ。 |
2005年 ゴパルダラ ワンダーティー(テイエ)
ゴールデンウィーク中にレピシエ本店にて行われたダージリンフェスタと通販でのみ取り扱っていたテイエのゴパルダラ ワンダーティー。
3,675円/50g。 去年と一昨年、同じゴパルダラの春摘みワンダーティーを他店で見たが、これほど高くなかった記憶がある。 手で揉まれた茶葉はざっくりと大きい。 産毛がたっぷりのネコヤナギ状態なティップスがとても多い。 穏やかな香ばしさを感じる。 抽出時間は2分半。 水色は淡いオレンジ。 柑橘系の華やかな香りが立ちのぼる。 非常に酸味が強い。 熱湯で淹れたせいかもしれないが、ダージリンフェスタで試飲した印象とは違い、とても個性的だ。 冷めてくると、奥の奥のそのまた奥に隠れていた甘味が、申し訳程度に顔を出す。 冷たくなった茶殻からは、ミントのような爽快な香りがした。 紅茶の茶葉もハーブの一種ということだけれど、これは本当にハーブティーみたいだ。 |
PAUL(東京・東京)
東京駅の八重洲南口から徒歩3分くらい。 パシフィックセンチュリープレイス1階にあるPAULのイートインでお茶を飲んだ。 小腹が空いていたので紅茶と一緒にキノコとチキンのキッシュとをオーダー。 紅茶は1種類だけで選択の余地なし。 確かティーPAULという名前だったと思う。 キッシュの値段が980円くらいだったので、内心高いなーと思っていたが(スイーツが400円しなかったので余計)、かなり大きく厚みもあり、フライドポテトとパンが沢山ついてきたので納得した。 キッシュはあっさりめのチーズを使っているのかそれほど重くなく、なかなか美味しかった。 しかしそれ以上にパンが美味しかった。 つけ合わせのパンは、クロワッサン、ゴマが入ったパン、レーズンとクルミが入ったパンの3種。すべて美味しかった。 ハード系のパンに感動したのは初めて。主食パン歴わずか2週間のせいかもしれないが。ブラボー。 さて。肝心の紅茶は、ティーポットにティーバッグを入れたままサーブ。 ほんのりバニラの香りがつけられており、当然のようにキッシュには合わず、一緒には飲めなかった。 後から茶葉を確認したが、ベースはおそらくダージリン。 フランス紅茶にしては香りがどぎつくなく、キッシュに合わせるのでなければ楽しめそうだ。 客層は観光客と思われる人、デート中のカップル、優雅層マダムなどが混在。 タイミングによっては入れないこともありそう。 |
ガーデンカフェ こく~ん(東京・渋谷)
渋谷西武B館地下のはしっこにひっそりと佇む紅茶屋に初来訪。 “紅茶の貴公子”こと熊崎俊太郎氏がコーディネートしたお店で、扱う紅茶は彼が立ち上げたブランドアメージングティーのもの。 熊崎氏のことはテレビで拝見したり、某紅茶屋に行くと必ずお名前が挙がったりするので以前から興味があったのだが、アメージングティーのお茶を飲むのは今回が初めて。 店内は4人がけのテーブルが3つに、3人がけの丸テーブルが4つ。 4人がけのテーブルは喫煙席で、かろうじて分煙にはなっているものの、それぞれの席が近いので嫌煙家は不快に思うこともあるかも。 ただ、渋谷の西武B館自体に客が少ないので、店内が混雑することはよっぽどのない限りないように思う。 メニューのお茶は、ほとんどがフレイバードティーだった。 ノーマルな紅茶だと思われるのは…ロイヤルミルクティーかな。多分。 暑く湿り気のある日だったので、スッキリできそうなアイスマスカットティーをオーダーした。 香りは甘く爽やかなマスカットジュースそのもの。 飲んでみると、エッジのきいたしっかりしたお茶で驚いた。 後味が粘りと臭みの消えた納豆のようだった。…なんて書くと、けなしているようだけれど、そういうつもりはない。 少し癖のある味。 多分、甘味をつけた方が美味しいと思う。 フードメニューは、サンドイッチ、ワッフル、ケーキ、アイスクリームがあった。 ワッフルはハーフサイズもあるので、少しだけ食べたい女子にはありがたいかも。 人ゴミが嫌いだけれど渋谷でまったりしたい人、並ばずに座りたい人にもオススメ。 |
2005年 マーガレッツホープ農園 EX-1(ジークレフ)
雨だ。
しかも一日中降り続く雨だ。 悲しいことに、今日我が家には一本も傘がなかった。 いや、一本だけあるにはあるが、それは日傘だ。 何ごとにも配慮に欠ける夫が全部会社に置いてきてしまうのだ。 今日はマカイバリ茶園オーナーの来日記念講演を拝聴しに行く予定だったのに、終始窓を見ながらぼんやりとして過ごした。おのれ。 気を取り直して、今日も紅茶。 ジークレフが取扱う唯一の(?)今年の春摘みだ。 347円/10g のお試しパックを購入。 等級はFTGFOP1。 中国種にこだわるジークレフでは珍しいクローナル種。 これは少量のお試しパックだからかもしれないが、茶葉のサイズが不均等。 色は黒に近い緑、フレッシュな緑、それからティップス。 まだ若い桃のような香りと、どことなくコーンや小豆のような豆類の香りがする。 抽出時間は6分。 水色は明るいオレンジ色。 香りはクローナルらしくフルーティー。 浮きたつような華やかな香りというよりは、軽く地に足がついているような落ち着きも感じる香りだ。 特筆すべきはトロミ。 これまでに試した今年春摘みの中で一番トロトロ感がある。 丸みを感じる渋味を飲み下すと、鼻からブドウのような香りが抜ける。 ほんのり甘く爽やかな余韻が口の中に残る。 吉祥寺のジークレフ店頭で購入したのだが、店員の言葉遣いの正しさに少し驚いた。 こういうこぢんまりとしたお店は、どこか馴れ合った空気をかもし出す所が多い気がするのだが、客と店員の間にきちんと線が引かれているような気がする。 でも冷たさは感じない、真面目で温かみのある応対だ。 ジークレフのメールマガジンから感じていた店主の人柄そのままのお店だと思った。 |
2005年 シンブーリ DJ-12(テイエ)
秋摘みのシンブリーに引き続き、今日は春摘みのシンブーリ。
どうでもいいけれど、ショップによって茶園(農園)の表記ってまちまちで面白い。 テイエにて購入。 2,100円/50g。 等級はSFTGFOP1。 秋摘みと同系の花蜜の香りがするが、比べてみるとこちらの方が青く若々しい。 抽出時間の見極めに今回はかなり苦労したが、熱湯2分がダージリンフェスタで試飲した時の香りに近かった。 沸騰して湯冷まししたお湯を使う時は、2~2分半にすれば香りがそれなりに立つが、味が平淡で面白みに欠ける。 抽出時間を長くとると(2分半~7分)味はめりはりが出るが香りが弱くなる。 商品説明に
とあるので、どちらかと言えば香りを重視する傾向のお茶だと思い頑張ってみたのだった。 味に関しては、苦味に通じる青い渋味が少しだけあるが、時間が経過するとトロミの中に消えていく。 また、凛とした清楚な花の香りは、喉を下ったらそれほど余韻を残さずスーッと引いていく印象。 「売り」だと思われる香りは、シーズンが違うとはいえリンアンの秋摘みシンブリーが良すぎたので、インパクトが薄れてしまったかもしれない。 こちらも悪くないんだけれどね。 |
2004年 シンブリー茶園(リンアン)
リンアンのサイトによれば、このお茶のキャッチフレーズは「ダージリン嫌いをダージリン好きに変えてみせます!」らしい。
じゃあ元からのダージリン好きはどうなのよ? と興味がわいたので買ってみた去年の秋摘みダージリン。 900円/30g~。 等級はSFTGFOP1。 茶葉の色は赤っぽい茶、赤っぽい黒、緑も少々。 ティップスは多め。 うっとりせずにはいられない密度のある甘い香りがする。一嗅の価値あり。 抽出時間は7分。 水色は明るいオレンジ色。 茶液からも清楚かつ魅惑的な甘い香りが立ちのぼる。 素晴らしくいい香りだ。 味の方は、やはり甘さが際立っているように思う。 渋味はあるけれど、まろやかさの中に閉じ込められていて、それほど主張していない。 コクはあるにはあるけれど、秋摘みにしてはあっさりしている。 これでトロトロ感があれば最高だったのに。惜しい。 |
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